2012年03月11日

今日という日




1年前の今日、




自分はどこで何をしていて
どんな状況だったかは今でも鮮明に覚えています。




起きた事がどのくらいのことで
何がどう刻々と変わっていっているのか
全く分からず、



私は立ち止まる余裕も
何かで確かめる時間もないまま
飛行機に乗って名古屋へ向かっていました。




やっと落ち着いた場所で見たテレビから流れる
目を疑うような映像に
私の動きは止まり、どんな感情なのかも
分からない感覚でただただ、じっと見ていました。





この1年

被災者を初め、
地域・国を問わず
色んな立場の人たちの
行動や言動を日常の中でたくさん見て、聞いてきました。





そんな中、
私が手を差し伸べることが出来たのは
本当に本当に微々たるもので




情けない気持ちになることもあったけれど




今の自分が出来る
最善の方法で、出来る限りのことを
出来る時にしていき続けること、が
何よりなんだと改めて思うことが出来ました。





テレビのアナウンサーが言ったように




ただ、カレンダー上の節目の時に考えるのではなく




日常の中で
思い返す、風化させないことが大切なんだと
思います。








この場で改めて
被災された多くの方々へ
お見舞い申し上げます。





そして
犠牲となった方々の
ご冥福を重ねてお祈り申し上げます。







大切な存在を亡くされた方々が
亡くなった誰かの分まで生きることは
大きな意味となり
力となると思いますが、




思うようにいかず
やはり立ち止まることもあると思います。





頑張らなければという気持ちが
さらに足を、心を止めてしまうこともあります。






体ももちろんですが
心も無理をなさいませんよう




時には出来ない自分を“それでもいい”と
受け入れながら過ごしていってもらえたらと
願っています。







被災地の方々がまた
1日でも早く
心から笑って
深呼吸して
自然の中で
自然に生きていける日が来るよう


お祈りしています。









Posted by らふらふ at 12:36│Comments(0)
 
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