昼間のパパ
昨日、
初めてダンナくんのお仕事を
手伝いに同行しました。
午前中1組
ター滝ツアーのご家族と
午後1組
カヤックツアーのカップル
という、時間的なハードさはなく
『私もカヤック初めてだからウレシ~』
なんてゆう、どこか気楽な気分で行っていました。
私自身、移動販売というスタイルで
以前1人で仕事をやっていたので
1人で全てをこなすことの大変さは
ある程度は分かっていました。
でも、そんなときだって自分の仕事とは
別に帰ったら当たり前のようにやらなきゃいけない
洗濯や掃除があり、どちらかというと
あまり協力的ではない彼の
『外の仕事が終わったら俺の仕事は終わり』
のような態度に、結婚する以前から
何度となくぶつかり、時には大ゲンカに
発展してしまうこともありました。
一緒に過ごしてきた時間もどんどん長くなり
普段、私の目に映る彼の姿に新鮮さはもちろん、
『凄いな、さすがだな!』という
気持ちもどんどん薄れてきていて
彼の始めた仕事に対しても、分からない・見えない部分が
ほとんどで、どこか否定的な私がおりました。
だから
『4日一緒に来て手伝ってくれない?』
という彼からの要請に
楽しみも半分、
『仕事姿を見れるいい機会だ☆』
と思ってOKしました。
お客様に自然の姿を見てもらいながら
持っている知識を自分の言葉で
楽しんでもらえるように話している彼
『お金をもらっているのにお客さんから
“ありがとう”って言われるってホント嬉しいよね』
という彼
『めちゃくちゃ楽しかったです!』
とお客様の生の声を一緒に聞けたこと
本当にコレ1人で持ってんのどうやって
と何度も確認してしまうほど
想像以上に重たかったカヤックを
いつも1人で降ろしたり乗せたりしていること
大小さまざまな気付きも含め
見れて良かった
と何度も思いました。
今まで私の中になかった
ダンナくんが家を出てから帰って来るまでの間に
いくつものピースがどんどん繋がっていく、
そんな感覚でした。
同じような仕事や
1人でやっているという同じ立場の人からすれば
当たり前だよ!
というなんでもない流れなのかもしれませんが
私個人にとっては自分の気持ちも改まる
すごくいい時間となりました。
久しぶりの力仕事、
太陽の下で少しの緊張と
新鮮さを味わった1日の締めくくりは
ブーツやらウェットスーツやらタオルやら
重みを増した道具達を車から降ろし
2階に持って上がって洗って干す、という
居るのならドラえもーんに
チャチャッとやっつけてもらいたくなるような
現実でした
いつもなら
『自分の仕事でしょ、
頼もうとしない!自分でやって!甘えるな!』
と言う私ですが
大変さがちょっとだけ分かったから
頑張っている所を知れたから
素直にお手伝い
出来ました
走り出した彼の道の不安定さに
不安ばかりでグチばかりな私がいました。
まだまだそれは拭えません。
でも、どこかで
『どうにかしてよ、もっと頑張ってよ』と
彼にどうにかしてもらおうという
気持ちが強かった私がいたな、
という気付きもありました。
『今は我慢なんだよ、頑張るとき。』
と彼が言ったことで
私の中で今までの捉え方とは
何かが変わった気がしました。
とはいえ
きっとこれからも私のテンションは
上がったり下がったりを繰り返すだろうし
何かが変わったのも気のせいだった
みたいな時も来るだろうけど
私なりにそんなダンナくんを
支えていけたらなと
思えた1日でした