あきのそら

らふらふ

2009年10月29日 20:17





夏から秋へと季節も変わり、


その変化を風や着る物や食べ物などで
感じ取ることが出来ますが、




夜空もまた同じ。





夏の星座たちが西に傾き、秋の星座たちがお目見えします。







その先頭に私の星座でもある『やぎ座』があるのですが、




どうやらこのやぎ、



ギリシャ神話の中では下半身が魚というへんてこな姿らしく、



家畜の神、パーンが化けた姿ということらしい。。。





ある時テュポンという半人半蛇の怪物が現れ


他の神々共々ビビって逃げ出し


これはヤバいとパーンも魚に姿を変えて川に飛び込んだのだけど


焦りビビりのパニクリ過ぎで水に浸かった下半身だけが中途半端に魚になったんだそう。






その慌てふためくマヌケな様子がゼウスの中でクリーンヒットしたらしく、

ギャハハギャハハと言いながら
エイッと星座にした模様。






ちなみにあのお馴染みの『パニック』
という言葉はこのパーンが語源になっているとのこと。






誰だって遭遇しそうな場面ですよね~





ビビって必死なのにそれを見てたゼウスが  
腹を抱えて笑い飛ばし、
挙句の果てにはピョィっと星にされ・・・







そしてココ沖縄ではお汁や刺身にされる。









みなさん、




どうかこれからやぎ汁ややぎ刺しを食べる時、


ほんの少しこの哀れな神、パーンのことを想ってやって下さい




そしてそれが夜ならば


やぎ汁を片手にベランダへと進み、


いて座の東隣にあるやぎ座を見上げ




想いを馳せながら食いでお願いします








と、まぁ~こんなシチュエションで星座探しするのも
なかなかオツなもんですね~☆








それぞれの星座に古代の人たちの想いやロマンがあります。




せっかく見上げればすぐあるんですもの







星、見ましょ